情報法制や表現の自由がご専門の、曽我部真裕教授(京都大学・憲法学)がついにゲストで登場!です。
現代のSNS社会、AI・アルゴリズム社会は、明らかかに古典的で楽観的な表現の自由論が前提としていた世界観とは異なる世界観が広がっており、表現の自由の保障&規制も違うフェーズでの議論が求められています。
一方で、人間が人間として存在する限り、不変かつ普遍な表現の自由の価値・意義があるはずです。本、漫画、絵画、音楽、すべての表現行為は、まだ生身の人間の身体性を伴った営為として僕らの心をとらえ続けているのはその証左のはずです。
個人・市民社会・そして国家がこの問題にどう向き合うかはまさに憲法学がど真ん中で引き受けるべき事柄でしょう。
具体的には放送法の問題、SNSのマザーシップたるプラットフォームの法的規律の問題、私たちはどういう市民であり国家を構想するのかが迫られています!
司法もこの問題にちらほらと判断を示しつつありますが、果たしてその方向性はどこを向いているのか?向くべきなのか。
曽我部先生きてくださるので欲張って60分超えないように気を付けます。